井上弘久
*俳優・演出家
1952年、東京生まれ。
1979年より劇団転形劇場(太田省吾・主宰)に所属。名作「水の駅」「小町風伝」などで、日本および海外各都市の舞台を踏む。1990年より劇団U・フィールドを主宰。構成・演出をつとめる。同劇団解散後、2013年より文学作品を一人で舞台化する「朗読演劇」を開始。チャールズ・ブコウスキーの「町でいちばんの美女」、カフカの「変身」で好評を得る。2018年より石牟礼道子「椿の海の記」全十一章の連続上演を開始する。
吉田水子
*コントラバシスト
東京藝大、桐朋学園大学研究科卒。
躍動感あふれる伸びやかな演奏で、
ラテン・シャンソン・タンゴ・映画音楽
など、演奏と弾き語りでジャンルの垣根を超えて活躍している。井上とはブコウスキーの「1ドルと20セント」、カフカの「変身」での共演を経て、「椿の海の記」の音楽を担当。時に自身の作曲した楽曲も織り交ぜての演奏で、独演「椿の海の記」には不可欠のパートナーである。
石牟礼道子 *詩人・作家(1927年〜2018年)
熊本県天草生まれ。生後すぐに水俣に移る。1969年、水俣病患者の魂の声を描いた「苦海浄土」三部作の第一部となる「苦海浄土わが水俣病」を発表し、大きな反響を呼ぶ。73年、マグサイサイ賞受賞。その後、「椿の海の記」「あやとりの記」など次々と作品を発表する。「十六夜橋」で紫式部賞、朝日賞、「はにかみの国 石牟礼道子全詩集」で芸術選奨・文部大臣賞、「祖さまの草の色」で現代詩花椿賞を受賞。
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